男と女の修羅場
調査結果が浮気をしていたということは多いのですが、中には「尾行中にホテルに入ったら連絡をください」というご依頼者様もいます。つまり、現地に乗り込みたいと言う事ですね。基本的に探偵はそういう部分には立ち入りませんが、中には刃傷沙汰でも起こしかねない勢いのご依頼者様もおります。場合によっては現場まで同行し、何かあったら止めるということもあります。
実際に起きたケース
ある男性のご依頼者様が、単身赴任から計画的に深夜自宅に戻ったときの話ですが、ご依頼者様と一緒にご依頼者様宅に向かい、探偵が玄関前で待っていると、家の中から「知らない男が妻と寝ている!家の中に入ってほしい」という声とともに子供の泣き声が響きました。
慌てて室内に入ってみると呆然と立ち尽くす、パンツ1枚の男性と奥様がオロオロと慌てふためいていました。ご依頼者様には、「何を見ても冷静に!」と伝えてありましたが、ご依頼者様の様子は今にも飛び掛からんばかりの形相!探偵は、ご依頼者様の身体を抑えながら「冷静に冷静に」と伝え、その場を落ち着かせました。もちろん、何かあったら止めようとしていました……。
それから10分後にご依頼者様が警察に連絡。事なきを得ましたが、やってきた警察にその場にいた全員が事情を聴かれ、間男と奥様は自己弁護のために嘘を並べた結果、民事事件と判断され警察は引き上げました。残った探偵は朝までご依頼者様に寄り添うこととなりましたが、間男を早朝に追い出し、子供を連れご実家に戻る奥様を見送りご依頼者様と今後のことを相談することになり、刃傷沙汰避けられましたが長い一日となりました。調査を行い結果が分かっていたことで、ご依頼者様にも心の準備があったからこそ、刃傷沙汰にはならなかったのだと思います。
修羅場になりやすいパターンとは
修羅場になる場合というのは、愛人がパートナーに対抗しようとしたときに起こりやすいようです。片方だけだと相手方が一方的に浮気を責めるパターンになります。旦那様が奥様の浮気現場に乗り込む、というのは非常に少ないようです。女性は逆ギレするケースもありますし、男性はそういう現場に行くのを恐れるようです。浮気現場を見られた側は、割と冷静に立ち回ろうとすることが多いようですが、現場に踏み込んだ側の感情が頂点まで高ぶっている場合がほとんどです。実際には行わないよう参考にしてください。
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浮気をする人の特徴
どんな人が浮気をしているのか。今までの経験上どんな職業でどんな性格の人が多かったのかを考えてみました。印象のみなので統計などを取ったという訳ではありません。ご参考程度にお読みいただければと思います。
Check1 男と女の修羅場(コラム)
浮気をしている人は様々です。職業としては当然数万種類もある職業の中から偏っているという事はありませんが、基本的には時間に都合がつきやすい方が多かったと思います。中小企業の社長は多いと思いますね。ご自身で仕事を調整でき、細かな部分は社員に任せられるので時間の都合がつきやすいようです。
また、金銭的にも会社の経費などを使用出来るのか、自由の利く職業だと思います。同じようなケースでお医者さんですね。個人医院などは組織単位として中小企業みたいなものですし、スタッフも女性が多いようなので社内恋愛も多いと思います。奥さん自身も社内恋愛で結婚した方も多いでしょうしね。意外なのが公務員ですね。勤務時間が定まっており、収入も安定しているからでしょうか?
一概には言えませんが、異性の多い職場はやはり危険ではないでしょうかね。最近の30代の女性は結婚されていない方も多いですし、倫理観もかわってきていますから不倫に対する罪悪感はない方が多いようです。相手が結婚していても気持ち的に「彼は私のもの」「既婚者を好きになっただけ」という、ご自身さえ良ければ良いところもあるようです。社長業の方だけではなく、一般社員の方でも多いですよ。
結婚年数としては3年から5年が多いと思います。3年目の浮気ではありませんが、ちょうど結婚生活も飽きてきて子供も可愛いけれど、それ以上に浮気相手の方が可愛いようです。また、主婦の浮気も近年増加してると感じています。
原因は子供関係の集まりや出会い系サイトなどコミュニケーションツールが発達したことでしょうか。バレても構わないと考えている主婦がいる事が怖いですね。一番かわいそうなのは子供なんですよね。
Check2 男と女の修羅場(コラム)
20代の浮気
最近の結婚事情にもよると思いますが晩婚化が進んでいる為、結婚している方が少ないです。よって他の世代に比べて依頼も少ないと思います。浮気自体も結婚していなければ自由恋愛ですから法的にも裁けないのです。20代の価値観や経済的事情もあると思います。ただ浮気相手が20代は良くある事です。また、若くバイタリティに溢れている訳ですから浮気されたほうも浮気に走ることが出来ますしね。お互いの良さや家族の絆の浅さ、子供がいなかったりもするので比較的あっさり離婚しているみたいです。収入などから見ても慰謝料は請求出来ないと考えているようです。
30代の浮気
20代後半で結婚して35歳位で浮気に走る。子供がまだ小さいから奥さんが子供の世話で忙しい頃を見計らっているのかもしれませんね。仕事も落ち着いて来て若さも体力もあるから深夜まで遊んだり相手の家に泊まる対象者が多いです。当人の感覚としてはまだ結婚に対する責任感なんか無いのかもしれませんね。仕事はきちんとしているのだから、好き勝手やってもいいだろうといった感覚ではないでしょうか。浮気がバレたら逆切れするのもこの世代が多いようです。イタズラがバレた子供みたいにギャンギャン言われたとご依頼者様から聞きました。浮気がバレて「離婚だ!」っていうのもこの世代に多いようです。ご依頼者様も調査の結果を見て我慢出来なくなり離婚を決意するのもこの世代が実は多いのです。
40代の浮気
家族が大切という気持ちが強く離婚する気も無いし、いざバレたら謝り倒そうって気持ちがあるみたいですね。これから離婚して浮気相手と結婚というのもいろいろ考えると疲れるんでしょうね。浮気した側も一番思い悩む世代です。離婚を考えていない原因としては結婚生活もここまで来たし、老後を考えても新しくやり直すには気力の部分で考えられないようです。
50代の浮気
熟年離婚の極みの世代です。40代同様、新しく人生をやり直すには気力不足で、浮気がバレた時は何とか言いくるめようと必死に弁解されたという話をご依頼者様から伺いました。そういった方は浮気を繰り返し定年退職後、非情にも離婚を切り出されないと良いのですが……。肉体関係は若い世代に対してかなり少ないです。ただ一緒に居て楽しく会話したり、紅葉の季節に神社仏閣を巡ったり精神的に依存するという浮気が目立ってきますね。浮気をしていても大体いつも時間通りに自宅に帰ってきます。
60代の浮気
ここ最近は退職しても浮気をされる方が非常に多いようです。肉体関係の場合もあれば友人同然の付き合いも多いようです。老後の事も考えるとほどほどにしたほうがと思われる方も中にはおられますね。移動は徒歩や自転車で近くの女性宅へ行ったりします。帰宅が遅くなることはあまりありません。
Check3 男と女の修羅場(コラム)
恋愛結婚の場合は恋愛時に盛り上がってしまって夢のまま結婚生活に突入しているようです。結婚してみて初めて相手の嫌な所が見えてきて些細な事で全て嫌になるようです。お見合い結婚では結婚を前提にしますから相手の嫌な部分も最初からある程度認めて結婚しているようですね。結婚生活を求めている訳ですから最初から生活の準備が出来ているという事ではないでしょうか。準備も出来ていないのは出来ちゃった結婚でしょうね。結婚せざるを得ないから好きではないまま生活している夫婦もいます。
結局、一緒に生活している唯一の理由は「子供がいるから別れられない……」という理由だけのようです。我慢してお互いを少なからず認めていければ良いのですが我慢が出来ない人が増えているということですね。だから結婚生活に飽きた相手がそのまま会社の浮気相手と仲良くする方向になってしまうようです。現実さまざまな事情も各家庭にはある訳ですから、浮気をしないようにするというよりは結婚生活に責任も持つことではないのでしょうか。おおまかな印象からの分析であって感じ方は各相談員によって違うと思われますので参考程度にしてください。
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